「相変わらずだね」

千田琢哉さんの言葉です。
千田琢哉…
次代創造館代表。イノベーションクリエイター。
愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒、
日系保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして
戦略策定から実行支援まで陣頭指揮を執る。
現在までに延べ3300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの
対話を通じて事実と培った知恵を活かし、’タブーへの挑戦で次代を創る’を
自らのミッションとして執筆活動を行うとともに、多くの上場企業、商工会議所、
TSUTAYAビジネスカレッジ等の研修講師、複数の企業で社外顧問を務めている。
現在、南青山在住。
千田琢哉著『3300人のエグゼクティブから学んだ 異色コンサルタントの囁き
存続社長と潰す社長』より。
「不易流行」
松尾芭蕉の言葉です。
意味
「世の中には変わってはいけないものと
変わらなければいけないものがある
変わってはいけないものは本質、原点
変わらなければいけないものは
新しい環境に順応しなければならない手段、やり方」
千田さん曰く、
『存続社長は「原点」は継承し「やり方」を変革する
潰す社長は「原点」を変革し「やり方」は継承する
潰す社長はこの方法で成功したからと
いつまでも時代錯誤なやり方にこだわる
存続社長は原点は継承しながらも
やり方を積極的に変える。』
と。
すべてに共通することですが
この世に変わっていいものはなく
「変わらなければならないもの」と
「変わってはいけないもの」しかないのです。
仕事にしたって、恋愛にしたって
人間関係にしたって、勉強にしたって、遊びにしたって、
成功させるには、原理原則は守りつつ
その状況に応じて手段を変えなければなりません。
なんとなく
「自分はこれでうまくいったから…」
とそのやり方に固執する。
これでは変化に適応できません。
「原理原則」はすでにあるとして、
「やり方」というのは自分で勉強し経験し
取捨選択しながら見つけていかなければなりません。
追伸
「原理原則」を知るには
それを知る人が身近にいない限りは
人から教わることは困難です。
やはりそうなると
「本」から教わるのがいいと思います。
ある意味
「本」もその人との出逢いであり対話でもあります。
’相田みつを’さんは言います。
「本心 本気 本音 本腰 本物
本の字のつくものはいい」
と。
僕もそう思います。