その場を心から楽しめばいい。たったそれだけで、人は幸せになれる。その場を心から楽しめないのは、ありのままを受容していないから。ありのままとは、鏡に映った自分ではなく、鏡から見た自分のこと。自分を見つめている自分のこと。たったそれだけのことができなくて、僕らは、悩み続けている。
相手の欲求を満たすことが、あらゆる仕事の本質。人間の行動すべてが、満たされないものを満たそうという動き。満たされないものを、満たしてくれた時、人は喜び、感謝する。男が女に求めるもの、その逆も。親が子に求めるもの、その逆も。社長が、社員に求めるもの、その逆も。空腹を満たそうという動き。
私は、「汎用性はないかもしれないけど、気づけるもの」が大好きだ。「汎用性とは、さまざまな用途に用いることができる。」ということ。つまり、「万人受けはしないが、ある一定の人種からは受ける」ということ。それは、どんなことかと言えば、「万人が見ていない部分を、見ている」ということ。同じものを見ていても、角度が全然違う。色彩も違う。そもそも、目のついている場所すら違う。
速くなる。背筋を伸ばすと、脳への血流が良くなり、同時に酸素が送られ、頭の回転が良くなる。なにより背筋を伸ばすと見た目がいい。背筋を伸ばすことはメリットしかない。もはや人生は、いかに背筋を伸ばすことができるかで決まる。背筋を伸ばす競争と言っても過言ではない。
楽しさと、健康を目的にしている。いくら体にいいと言っても、体が要求しないものは、精神的には健康ではない。この精神的に健康でないものはその人にとっては、毒以外何ものでもない。体に良くないものでも、体が欲していれば、良薬以外何ものでもない。その人の食事とは、その人の人生そのもの。安定はしているけど、楽しくない仕事で、我慢しながら生きるのも、その人の人生。体にはいいけど、おいしくないものを食べて我慢しながら食事するのも、その人の人生。