ということなのだ。仕事の完成は整理整頓された状態にある。整理整頓とは、段取りのこと。何も無い状態から何かを生み出し何もない状態に持っていく。何も無い状態なら、また何かが生まれる。段取りをいいと、そのサイクルが早い。
パニックは治まる。霧の中にいると、パニックになる。方向がわからなくなるから。自分の場所がわからなくなるから。つまり、自分を見失うからパニックになる。自分が何をしたいのかわかれば、自分を取り戻せる。答えはいつも自分の中に。
やるべきことを紙に書き出す。忙しいとやることがいっぱいあるような気がする。けれど、紙に書き出してみると、3つくらいしか思い当たらない。頭の中だと無数に感じる。脳は「要素」を延々と生み出すから。紙に書き視覚化すると、そこでストップする。
待っている方が、罪が重いのだ。遅刻した人間を待っているということは、遅刻する人間に合わせるということ。遅刻する人間に合わせるということは、愛ではなく、偽善。というより、同じ穴のムジナ。合わせることが大事だと言われるが、合わせることで失うものがある。合わせないで失うことの方がいい。
「早く始めるから、早く終わる」という単純な話ではない。取り掛かりの決断が早いから、その過程の決断も早く、結果も早い。スピードに乗っているから早い。取り掛かりが早くても、決断のスピードが遅ければ、結果は遅くなる。決断が早いのは、結果にフォーカスするのではなく、感性にフォーカスする。