であり、自然界は淡々とバランスを取ろうとしているだけなのだ。自然界に人間も含まれるとしたら、人間も常にバランスを取ることになる。人間そのものに、善悪という判断をつけられないと言える。人間がこしらえたルールで幸せになれないのは、人間が自然物であるから。善悪で解決しようとすること自体がオコガマシイ。自然の摂理に任せればいい。
すべての問題を原因の原因である真因まで追求していくと、そこにはという事実が浮き彫りになるのだ。人は、感謝を忘れる生き物。感謝を忘れると、問題が発生する。問題が発生すると、感謝を思い出す。それでも尚、感謝を忘れるのが人間。感謝を頭ではなく、体で感じさせようとする働きである。
隠し事をするためではないか。もしも、夜が存在しなかったら・・・見たくないものを、見なければならない。夜に有利なものが、存在できない。闇を知ることができない。見られない、知られない部分があるからこの世はオモシロい。見えなくなって、見えるものがある。