千田琢哉名言その3244

他の女性も愛せるが、
母親を憎む男性は他の女性も憎む。
我々がある人間を憎む場合、我々は彼の姿を借りて、
我々の内部にある何者かを憎んでいるのである。
自分自身の中にないものなんか、我々を興奮させはしないものだ。
ヘルマン・ヘッセ
→「憎い」と思うのは、自分の中にある「憎さの対象」を
他人に投影して、憎んでいる。
「愛おしい」と思うのは、自分の中にある「愛おしさの対象」を
他人に投影して、愛している。
つまり、その感情は相手から与えられたものではなく、
自分の中から自然と湧き出たものと言える。
他人を愛せるものは、自分を愛せる。
自分を愛せるものは、他人を愛せる。