「武士の恥」
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千田琢哉さんの言葉です。
千田琢哉…
次代創造館代表。イノベーションクリエイター。
愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒、
日系保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして
戦略策定から実行支援まで陣頭指揮を執る。
現在までに延べ3300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの
対話を通じて事実と培った知恵を活かし、’タブーへの挑戦で次代を創る’を
自らのミッションとして執筆活動を行うとともに、多くの上場企業、商工会議所、
TSUTAYAビジネスカレッジ等の研修講師、複数の企業で社外顧問を務めている。
現在、南青山在住。
千田琢哉著
『今から、ふたりで「5年後のキミ」について話をしよう。』より。
「最後には赦してあげると決める」
千田さん曰く、
『嫌がらせされた人間への最高の復讐は
「見返す」ことではなく「赦してあげる」こと。
「赦すこと」に勝る復讐はこの世に存在しない。』
と。
「赦すこと」が最高の復讐というのは誰もが度肝を抜かれたはず。
「目には目を、歯には歯を」
「やられたら、やりかえす」と思うのが普通の考え。
千田さんは
「赦す」と言います。
なぜ「赦す」ことが最高の復讐なのか?
それは
嫌がらせした相手に赦してもらったら
恥ずかしくてしょうがないからです。
スケールの小ささに悔やんでも悔やみきれなくなります。
惨めで反論の余地のない、
それは
「武士の恥」と言ってもいいです。
追伸
「恥は一つしかない。
すなわち、なんの恥も感じないということだ。 」
byパスカル
赦してもらったのに恥すら感じない人間もいる・・・
だからこの世はおもしろい。
追伸2
「やられたら、やりかえす」には終わりがありませんが
「赦すこと」というのはそこで終わります。
「柔よく剛を制す」