「批判してしまったら」

千田琢哉さんの名言です。
千田琢哉…
次代創造館代表。イノベーションクリエイター。
愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒、
日系保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして
戦略策定から実行支援まで陣頭指揮を執る。
現在までに延べ3300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの
対話を通じて事実と培った知恵を活かし、’タブーへの挑戦で次代を創る’を
自らのミッションとして執筆活動を行うとともに、多くの上場企業、商工会議所、
TSUTAYAビジネスカレッジ等の研修講師、複数の企業で社外顧問を務めている。
現在、南青山在住。
千田琢哉著
『3行日記』より。
三度の飯より批判が大好きな人がいる。
「うちの会社は…」
「今の政治は…」
「お前のやり方は…」
「あの店は…」
本人は核心を衝いた批判ができるほど凄い人間なんだ。
と思っているし、周りもそう思っていると思っている。
千田さんは言います。
「他人の批判が好きな人は自分への批判に弱い」と。
人には強く言えるけど人から言われるのはめっぽう弱いのです。
逆に
批判の強い人は他人の批判をしません。
自分も完璧ではないし、発展途上の身だし、
批判してる時間を自分のための行動に転換してしまうと思います。
そして
3行日記の最後に
「人は自分が一番やってほしくないことを
他人にしてしまうんだよね。」と。
深い言葉だし、
誰もが心に突き刺さる言葉だと思います。
本音とは行動の裏返しなんですね。
小学生の頃、
「好きだからいじめてしまう」という子が
どこにもいました。
それに近いのではないでしょうか。
「失言には本音が出ます。」
by辻元清美
どうやら人は「際」に本音が出てしまう。
ボロが出ないようにと思っていると出てしまう。
コンプレックスに感じていることや
気になっていることは表に出て来ようとするのかもしれません。
人間、もとは素直なんですね。
【ヒトコトメイゲン】
