「水強し」

千田琢哉さんの言葉です。
千田琢哉…
次代創造館代表。イノベーションクリエイター。
愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒、
日系保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして
戦略策定から実行支援まで陣頭指揮を執る。
現在までに延べ3300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの
対話を通じて事実と培った知恵を活かし、’タブーへの挑戦で次代を創る’を
自らのミッションとして執筆活動を行うとともに、多くの上場企業、商工会議所、
TSUTAYAビジネスカレッジ等の研修講師、複数の企業で社外顧問を務めている。
現在、南青山在住。
TSUTAYAビジネスカレッジDVD
『伸びる30代は、20代の頃より叱られる』より。
「君子の交わりは淡きこと水の如し
小人の交わりは甘きこと醴の如し」
意味は
「物事をよくわきまえた人の交際は水のようで
つまらぬ小人物の交際は甘酒のように甘く、
ベタべタした関係であり、一時的には濃密のように見えても、
長続きせず、破綻を招きやすいもの」
どんな人間関係においても
お互い依存し過ぎることなく「水」のように
さらっとした間柄でいることが長続きするコツです。
酒のようにベタベタとお互い依存しあった間柄は
長続きしません。
千田さん曰く、
『人間関係は夜の飲みの席でなく、
むしろ限られた昼間の時間にこそ
構築することが重要』と。
飲みの席では
結局のところ「傷のなめ合い」でしかなく
「時間の奪い合い」でしかない、
そこでの人間関係は破綻しやすいということです。
「水の如し関係」
水というのは様々な変化をします。
四角い入れ物に入れれば四角くなるし
丸い入れ物に入れれば丸くなります。
熱を与えれば沸騰します。
冷やせば凍ります。
「水」はまさに順応性のある物体です。
人間関係も
水のように順応性がなければなりません。
追伸
村上春樹さんの言葉
「一人の人間が
習慣的に大量の酒を飲むようになるには様々な理由がある。
理由は様々だが、結果は大抵同じだ。」
結局のところ
酒を飲んだって一時的な現実逃避。
現状を変えるには立ち向かう以外は
ありません。