千田琢哉名言その3381 天才とは、己が世紀を照らすために輝くよう、あらかじめ定められている流星である。ナポレオン・ボナパルト→役割の大きさも人それぞれ。小さな星が、大きな星のマネをしても、報われることはない。小さいなら小さいなりに、大きいなら大きいなりに、自分なりに輝けばいい。自分はどんな輝き方をすればいいのかを考える。
千田琢哉名言その3380 歴史とは、明確にされた経験である。ジェームズ・ラッセル・ローウェル→歴史は事象。事象は、人間の摂理なので、歴史を知ることは、人間を知る勉強となる。例えそれが、書き換えられた歴史であったとしても。書き換えることもひとつの事象として捉えれば、人間の本質も見えてくる。大事なのは、歴史を鵜呑みにするのではなく、自分なりに検証することである。自分なりに検証した結果、歴史と一致すれば、それは紛れもない事実となる。
千田琢哉名言その3379 留まる。お互い愛情や尊敬を十分に感じていたとしても、それを相手がちゃんと表現してくれれば、喜びは10倍、100倍になる。リタ・ゴーン→尊敬できない人とは、どんな人か?水準の人。水準以下の人。つまり、尊敬できる人というのは、水準以上の人のことを指す。人間は、自分のレベルより下の人には、尊敬という念が生まれない。この特性をビジネスで置き換えれば、たくさんの人を集めることができる。
千田琢哉名言その3378 私たちの生活の90パーセントは感情によって支配されている。ホワイトヘッド→「知」とは、人間というものがどういう存在なのかを探求することを指す。人間が求める「法則づけ」は、他でもない人間から知る以外に方法はない。さらに、人間を知ることは自分を知ることであり、自分を知ることが、人生を豊かにしてくれる。あらゆる学問、科学といったものは、すべて、人間を学ぶ機会。
千田琢哉名言その3377 できる。真理を教え説く言葉は、自己の内部の自我を否定する人間の口より発せらるる場合にのみ、確たる不動なものなり。ユダヤの格言→人は準備がてきていないと訊いてくれない。なぜなら、今、自分で思っていることが現実として認識しているから。例えば、「彼女が欲しい」と思っていない人に、「彼女をつくると楽しいよ」「彼女をつくると出世できるよ」といっても、心まで響かない。もし、「彼女が欲しい」と思っている人に「彼女をつくると楽しいよ」「彼女をつくると出世できるよ」といったら、訊く耳を持ってくれる。「勉強した方がいい」「大学へ行った方がいい」「英語を勉強した方がいい」「大手に就職した方がいい」というのは、訊く耳を持った物にしか通用しない。
千田琢哉名言その3376 何事も小さな仕事に分けてしまえば、特に難しいことなどない。ヘンリー・フォード→「分ける」ことで、行動しやすくなる。なぜなら、人は大きいとやる気が出ないから。「社運を賭けたプロジェクトを任された」「何から手をつければいいかわからない」このような状態でも、分類し、細分化することで、やるべきことが見えてくる。「まずは、市場分析する」「競合他社を把握する」大きなことも小さくすることで、見えないことが見えてくる。見えないことが見えてくると、人は行動できる。
千田琢哉名言その3375 電気を発見したのはベンジャミン・フランクリンだが、金を儲けたのはメーターを発明した人だ。アール・ウォーレン→発明者、イノベーターが必ずしも大儲けできるわけではない。その発明を広く普及できた者が、儲けることができる。偉大なる発見は、やはり発見に過ぎず、その発見を行動に移せるかがカギとなる。したがって、「お金に変える」には、「発見」と「行動」がセットになっていなければならない。
千田琢哉名言その3374 商の原点は、どうしたら売れるか儲かるかではなく、どうしたら人々に心から喜んでもらえるかである松下幸之助→「人々」とは、自分も含まれる。わたしたちはどうしても、成功するには、「苦労」が必要と考えてしまう。しかし、成功に苦労は関係なく、すべてはやり方次第で動いていく。「自分が働いて儲ける」こともできるし、「コンテンツに働いてもらって儲ける」こともできる。つまるところ、何をどうしたいか、何をどうするかによって、その手法が変わってくるという話。
千田琢哉名言その3373 芸術家よ、創れ語るなかれ。吐くひと息も詩であれ.。ゲーテ頭脳が発達したヒトは創ることを目的として生まれてきた。創ることを目的としているので、「創らない」行為は、発展しないことを意味する。・人の言うことばかり聞く・誰かの方法ばかりを実践する・会社の言いなりになる創らない行為からは、何も生まれない生まれないどころか、お互い胡座をかいて終わる。
千田琢哉名言その3372 大きな舞台になればなるほど、勝負は技術だけにとどまらない。人間そのものの対決になる。野村克也→「人間そのもの」とは、素の自分。無意識の自分。そして、あるがままの自分ということ。つまり、技術やテクニックが通用しない才能の部分を表す。この自分の中の「人間そのもの」を活かすには、それが発揮される場所を選ぶべきである。自分の才能探し+その才能に合った場所がカギとなる。
千田琢哉名言その3371 知識労働者の生産物は、それだけでは役に立たない。それらのものが意味をもつためには、他の知識労働者がインプットとして使い、何らかのアウトプットを生み出してくれなければならない。ドラッカー→インプットしたものを、アウトプットすることの重要性は誰もが理解した。しかし、その一連を「誰かが使ってくれなければ」意味がない。レストランで、オムライスを作り、それを売った。しかし、味が良くなく、売れなかった。そもそも、何かを生み出すことは容易だが、それが誰かに活かされるのは容易ではない。活かされるには、質の高いインプットが必要となってくる。
千田琢哉名言その3370 この世で最も強い人間は、孤独の中でただひとり立つ人間だ。イプセン→人間にとって最大の脅威とは何か?それは「死」である。これはもう紛れもない事実であり、あらゆる不安はこの「死」から生じる。では、この「死」を連想させるものは何か?それが「孤独」である。人間は独りで生まれ、独りで死んでいく。こればかりは、たとえ家族であっても無二の親友であっても、共有することはできない。したがって、「孤独」とは、人にとって「死」の次に脅威となるもの。この孤独に強ければ、脅威に強くなる。
千田琢哉名言その3369 真理が浮き彫りになってくる。あまりうちとけ過ぎる人間は尊敬を失います。気やすい人間は馬鹿にされます。むやみに熱意を見せる人間はいい食いものにされます。オノレ・ド・バルザック→見た目のよさは、必ずしも良い結果に繋がるわけではない。なぜなら、見た目のよさの代わりに犠牲になるものがあるから。例えば、芸能人や著名人、あるいは人気ユーチューバーなどは、その華やかさとは裏腹に現実に影を落とすことが多い。芸能人のスキャンダルが絶えないのは、こうした影によって発生する。つまるところ、見た目のよさだけを追い求めるのではなく、見た目以外で相手を惹くものを育てる。
千田琢哉名言その3368 いいかい、仕事は金脈より、人脈だぞ。人脈の中から金脈を探せ、金脈の中から人脈を探すなよ。永六輔お金は人を運んでこない。なぜなら、お金はお金を呼ぶだけ。「人から与えられたお金は、すぐに使ってしまう」人がお金を運んでくる。なぜなら、お金を持っているのは人だから。「顧客が顧客を呼ぶ」人脈を創ろうとするのではなく、人脈が流れてくる仕組みを創る。その人脈の中に、金脈がある。
千田琢哉名言その3367 会社をやめて、空が青いことを知った。石井貴士→やめることで見えてくる世界もある。なぜなら、今いる場所から離れると、新しい世界が見えてくるから。「転職したら、世界が変わった」「人脈を変えたら、世界が変わった」これは、自分だけでなく自分の周囲にも言えること。「あの人が辞めてしまったけれど、前より仕事が捗るようになった」私たちは「なくなること」がよくないことだと洗脳されている。しかし、「なくなる」ことは「うまれること」と同じくらい大事なこと。そして必要なことだから、存在する。
千田琢哉名言その3366 行く手に美しい希望があると、別れもお祭りのようだ。ゲーテ→「別れ」とは、本来、どんな対象に対しても必要不可欠なもの。なぜなら、別れることで、発展するから。もし別れがなく、今の状態が続いてしまったら、発展もなければ、進化もない。万物は誕生と消滅で成り立っていることを踏まえると、人間だけが「永遠」というのは傲慢でしかない。別れこそ、価値があり、意味がある現象。
千田琢哉名言その3365 出世したいと思って、上役におもねったり取り入ろうとするから、イヤらしい人間になってしまうんだ。それよりも、自分は出世なんかしなくっていいと思ってしまえば、逆に魅力的な人間になってくる。岡本太郎→「執着を手放した瞬間手に入る」をもとに考えると、会いたい人に「会いたい」と切望するよりも、「会わなくてもいいや」と執着を手放した方が、結果的に会いたい人に会える。これを踏まえると、わざわざ労力をかけて会いに行くよりも、「会ってください」と言われる方が断然労力が少なくて済む。ちなみに「会ってください」と言われるくらいの実力をつける、実績を出すことは「労力」とは呼ばない。
千田琢哉名言その3364 無駄遣いなのだ。与えたものは取り戻さず、劣った者の悪口を受け止め、小さな恩も忘れない。それが偉大な人のしるしである。サキャ・パンディタ→「取り戻すこと」は、「何もしない」ことよりも質が悪い。なぜなら、取り戻したところで、元通りになるわけではないし、むしろマイナスに働くから。「別れた相手とよりを戻す」「手放した物を買いなおす」「去っていった社員に声をかける」これらは、元通りになるどころか、以前より状況を悪化させる確率が高い。「覆水盆に返らず」という言葉あるように、今必要なものが残っているだけの話である。
千田琢哉名言その3363 しない。人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。森 信三→自ら赴くことは「出会い」遭ってしまうこと「出合い」運命的なことは「出逢い」一つの出逢いでも人によって解釈は変わり、出会い方も変わってくる。出逢いを「出会い「」と勘違いしてしまう人。出逢いを「出合い「」と勘違いしてしまう人。出逢いを「出逢い「」と考えたほうがロマンがあり、人生はより楽しく、深みを増す。
千田琢哉名言その3362 今の世の中は偏差値が低い層を中心に性格の悪い人間が激増し述べた。検閲を用い、要求するのは権力者であり、言論の自由を求めるのは身分の低い人たちである。ゲーテ→弱肉強食が常であるとしたら、権力者にとって都合のいい世界がやってくることになる。権力者にとって都合のいい世界とは、弱者にとって都合の悪い世界。「政治が悪い」「会社が悪い」「俺は悪くない」と言った不満は、弱者の常套句であり、弱者の証明となる。権力者と弱者の二極化が進む潮流の中で、どちらの側に流れるかは、自分の力次第。つまるところ、8割の逆をやっていれば、2割に属せる。
千田琢哉名言その3361 何を滑稽と見るか、これほど人の性格を描き出すものは他にない。ゲーテ→底辺を見ていると、底辺しか見えなくなる。反対に高みを見ていると、高みしか見えなくなる。なぜなら何を重視し、何を滑稽とするかによって、その人の性格が決定するから。もし、自分の周りが底辺だったら、高みを見るのではなく、高みに昇ることが大事。
千田琢哉名言その3360 唯一の本当に価値あるものは直感だ。アインシュタイン→直感に従ういうと、本人の自己責任のようで、毛嫌いする人がいる。しかし、直感とは、最適解を導き出すためには、かなり有効なツールである。なぜなら、あなたが今まで下してきた選択はすべて、直感によるものだからである。「どの学科を専攻するか」「どの大学を受験するか」「どの会社に就職するか」「上司に相談すべきか」さまざまな情報の中から直感で決めた選択の集大成が、決断となり、今がある。そう考えると、今の人生は直感からできている。
千田琢哉名言その3359 人間は好き嫌いで働くものだ。論法で働くものじゃない。夏目漱石→脳は「爬虫類脳」「哺乳類脳」「人間脳」の三層構造となっている。脳の中枢にある、「爬虫類脳」は、快感・不快感や恐怖、悲痛感の情動を司り、作用が最も強いと言われる。ちなみに、「人間脳」は、理性を司り、3つの中で最も作用が弱い。したがって、脳が最も反応する「感情」=「好悪」は、人間にとって、究極のセンサーとなる。究極のセンサーに従うことが、最適解となる。
千田琢哉名言その3358 孤独感を持っているのはキミだけじゃない。人間全部が孤独感を持っている。岡本太郎→孤独とは、「人間のあるべき姿」である。なぜなら、人の生死は必ず孤独を感じるから。人が生まれる時、人が死ぬ時というのは、誰もが共有できない。そんな生死の「際」に人は、あるべき姿へと戻る。これを踏まえると、そもそも孤独なのだから、孤独になることを恐れる必要がないのである。孤独になりそうだと思ったら、何かの始まりだと思えばいい。
千田琢哉名言その3357 仕事上の関係においては、成果がなければ、温かな会話や感情も無意味である。貧しい関係のとりつくろいにすぎない。逆に、関係者全員に成果をもたらす関係であれば、失礼な言葉があっても人間関係を壊すことはない。ドラッカー→よい土壌には、おいしい作物が育つ。土づくりには「肥し」が必要で、肥しがあると、微生物の働きにより分解、発酵し土壌改良につながる。職場も一つの土壌として考えた時、肥し(お金)がなければ、土壌改良(職場環境)につながらず、いい作物(成果)が取れない。つまるところ、肥しという「うるおい」があれば、会社は存続・繁栄していく。
千田琢哉名言その3356 好意から出た偽りは、不和をかもし出す真実よりもよい。サアディー→人間は人と人との間に生きるもの。ではあるが、人は差し詰め「ヒト」であり、どんなに濃い人間関係であっても、完全につながることはできない。否、つながってはいけない。なぜなら、完全につながってしまえばそれ以上の進化が見込めないから。つながらないことで、新たなつながりが生まれる。
千田琢哉名言その3355 新しい展開は、難しいことを勉強して出るものではないんです。非常に初歩的なところで捕まえた疑問点というのが大発見なんです。西澤 潤一→初歩と応用は共通するどころか、対極にある。なぜなら、応用は初歩の模倣に過ぎないから。1+1ができて、1×1ができるようになる。1×1ができて、3の4乗ができるようになる。初歩が理解できない限り、応用は永遠に理解できない。問題が発生したら、本質や初歩に戻る。
千田琢哉名言その3354 木を切り倒すのに8時間与えられたら、私は最初の6時間を斧を研ぐのに費やす。リンカーン→スキマ時間の有用性に目が向けられる。改めて考えてみると、何か目的のために準備しておけば、スキマ時間に限らず、すべての時間を有用することができる。したがって、目的さえ定まっていれば、すべてがスキマ時間であり、スキマ時間という概念すらなくなる。「○○のために」と思っていれば、すべてがそのための時間となる。
千田琢哉名言その3353 アーティストとは、答えから道を創り出す人のことである。エーリッヒ・ケストナー→問題には、必ず答えがある。しかし、「答えを知ってはいけない」「答えは自分で探すもの」といった固定概念によって、問題と答えを切り離そうとしてしまう。ここが勉強の楽しさを半減させてしまう原因。したがって、問題と答えはセットで知る必要がある。その上で、「どうやったら答えに行き着けるか?」を考える。
千田琢哉名言その3352 反対論がない場合には結論を出してはならない。勇気と勉強が不足していると反対論が出ないからだ。ピーター・ドラッカー→勉強とは、新しい知識との出逢い。それは、新しい反論であり、未知との遭遇。人類の発展は、まさに未知との遭遇であり、未知との遭遇から、人は知恵を絞り、生き残ってきた。それらを踏まえると、勉強とは常に未知との遭遇。未知に出会えなければ、それは勉強ではなく、ただの消耗に過ぎない。