Q,感謝することは大事だと思います。しかし普段は感謝できても、ツラい出来事があると感謝するどころか、大事な人にさえ、ひどいことを言ってしまいます。何が悪いのでしょうか?
千田琢哉名言その1984A.どんなに悩み事があっても

感謝なのだ。
ゆうそ考察)
どんな環境に生まれ落ちても、どんな不遇な出来事にあっても、
どんな大病を患っても、どんな人と一緒にいても、
「今ここにいること自体が感謝できる証拠」です。
言い換えれば、「感謝できることに感謝、感謝できないことに感謝」です。
この世に生まれる確率を考えると、
通常、成人男性の精子の量が1回に4億個です。単純にその時は4億分の1の確率ですが、
それ以前にどのタイミングで受精するかもわからない。
それ以前の父親と母親が出逢う確率もわからない。
それ以前にその父親と母親の親が出逢う確率もわからない。
それ以前にそのまた親が子供をつくるまで生きていられる確率もわからない・・・
とても計算できるような確率ではありません。
そんな確率なのに、今こうして存在できていられる。
すでに「ここに」感謝なのです。
感謝できない人間は存在できない。
どんな悩みや問題を前にしても、感謝には敵わないのです。
つまり悩み自体が悩むべきものではなく、感謝の対象であるのです。
一見、感謝とは、相手の為にするものだと思われがちですが、
感謝の「謝」という字は、「言」と「射」でできています。
「弓の弦を引いた状態から、放った状態」を表わしています。
張り詰めていた気持ちを言い放った状態をが「謝」
感(思った)ことを、言い放って気持ちが晴れた状態です。
つまり、自分のこころが軽くなった状態を感謝と言うのです。
感謝とは誰でもない、自分の為だったのです。
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