Q.最近の若者は、礼儀がなっておりません。私自身、古い考えの持ち主なので、そう言われればそれまでですが、上に対する敬意は不滅のものと考えております。未来を背負う若者に対して、何をどのように伝えればいいのでしょうか?
千田琢哉名言その2030A.

ゆうそ考察)
千田本のいう「畏れ教育」とは、何か?
まず「畏れ」とは、何かを考えます。
畏れとは、
「何か本当に尊い力のあるものだと思い、
その前で礼儀を失わないように控える」と言うことです。
「恐れ」「怖れ」「惧れ」ではなく「畏れ」です。
「畏れ」のバックボーンは、恐怖や心配ではないところです。
人間は、恐怖や心配に耐えうる性質を持っています。
どんなに恐怖や心配を与えても、それから逃れられる術があるのです。
それゆえ、「恐怖」でコントロールすることはできません。
しかし「畏れ」は対極にあります。
畏れのバックボーンは、「礼儀」です。
礼儀とは、「感謝」のことです。
「あなたがいてくれて、私がいることができる」という
感謝の念がバックボーンです。
プラスの念がバックボーンなら、人は自らをコントロールできるのです。
この考えを推進するのが、千田本のいう「畏れ教育」です。
他者に感謝できる、自分は活かされている教育。
すべてに精通する考え方です。
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