Q.「多数決」についてですが、個人の意見を尊重する意味では、素晴らしい方法かもしれません。しかし逆を返せば、無難な意見にまとまってしまうように思えます。千田本は「多数決」をどのように考えますか?
千田琢哉名言その2041A.多数決とは、

ということである。
ゆうそ考察)
群れたアイデアの何がいけないのか?
2つあります。
群れたアイデアというのは、「無責任の擦り付け合い」です。
自分の意見というものがなく、誰かが作った意見に「なんとなく」賛同している。
そこには責任感もないし「AでもBでもみんなで決めたのだから、しょーがない。」
で済んでしまいます。
もう1つは、「平凡な意見に行き着く」ということです。
平凡な意見とは「現状維持」のことです。
人は放っておくと現状維持しようとします。
何も考えないと、今の状態をキープしたがる生き物です。
そこに革新は生まれないし、衰退の一途を辿るだけです。
不可能は小心者の幻影であり、
権力者の無能の証であり、
卑怯者の避難所である。
―ナポレオン・ボナパルト
可能、不可能が存在するのではなく、
可能、不可能と決めている人間がいるだけ。
それも、自分達の思惑で意図的に決めたい人間がいる。
そのほうが都合がいいから。
思考をストップさせて、こちらでコントロールできる。
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