Q.野望を企む22歳男です。仮に成功したとして、それを長続きさせるにはどうしたらいいですか?
千田琢哉名言その2048A.

ばいいんだよ。
ゆうそ考察)
千田本では、「世の中はすべてバランスで保たれている」といいます。
成功も、失敗もすべては宇宙のバランスが働いているだけ。
運のいい状態も、悪い状態もバランスが働いているだけ。
それは「振り子」で説明できます。
左右に振れる振り子。
右に振れた時が、運のいい状態で
左に振れた時が、運の悪い状態だとする。
何かアクションを起こして、右(運がいい)に振れたとする。
すると、宇宙のバランスが働いて、左(運が悪い)に同じくらい振れる。
それじゃ、やる意味がないじゃないかと思いますが、
この流れを変える方法があります。
それが、今日の名言です。
「自らマイナスを創り出す」のです。
自らマイナスを創り出すとは、どういうことなのか?
絶好調の時に、自らマイナスを創り出すことで、
左(運の悪い)のふり幅を小さくすることができるのです。
千田本曰く、
「寄付だけじゃなくて、慈善事業を積極的に起こしたり、学校や図書館を設立したりする。」
つまりは、絶好調の時に自分だけ勝ち逃げするのではなく、
周りの特に弱者対して、勝ちをおすそ分けするのです。
バランスのバランスを取るといった方法です。
経営者は、バランスの取れた人間性を持たなければならない。
ただしそれは、中庸という意味ではない。
ひとつの人格の中に、相反する両極端を併せ持ち
局面によって正常に使い分けられる者こそが、
バランスの取れた経営者なのだ。
―稲森和夫
どんな状況でも、自分の中に自分を俯瞰する自分を持つ。
振り子が、どちらに振れるのか、どのくらい振れるのか
振れた時何をするのか、俯瞰できる自分が長続きのコツです。
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