千田琢哉名言その2818

これも立派な「投資」である。
ケインズの美人投票理論
ケインズの美人投票とは、
イギリスの経済学者、ジョン・メイナード・ケインズが提唱した
「群集心理で株価が決まる」という理論です。
ケインズは、「株式投資は、美人投票のようなものだ」と言い、
株価は、景気や企業の業績に関係なく、
投資家の群集心理で動くと考えました。
当時、ロンドンで開かれていた美人投票で、
100枚の写真の中から、投票者が最も美しい6人を選出し、
投票結果に最も近かった者に、賞品が与えられるというものでした。
この時、投票者は「自分が美しいと思う人」ではなく、
「他の投票者は誰が一番美しいか?」を予想します。
このケインズ理論に則れば、
株式投資で、「これからどの会社の株が上がるか」と考えるより、
「多くの投資家がどの株が上がるか」を考えた方が、
成功率が上がります。
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