千田琢哉名言その2923

明らかになってくるということだ。
“存在するとは知覚されていることである”
バークリ、「人知原理論」より。
物体は存在するから、
見たり、触ったりと知覚することができます。
つまり、物の存在が先で、
知覚が後ということです。
しかし、バークリは、
物体を見たり、触ったりできるから、
物体を知覚することができるといいます。
つまり、知覚が先で、
存在が後ということです。
世界は物質として存在しているのではなく、
意識することで、存在できるもの
という考え方です。
誰かが知覚していなければ、
存在しないことになります。
自分が知覚していなくても、
誰かが知覚していれば、
存在することになります。
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