千田琢哉名言その2995

ラポール
ラポールとは、臨床心理学の用語の一つで、
セラピストとクライエントの間に信頼関係か築かれている状態を指します。
同じ言葉なのに、Aさんに言われると何も思わないけれど、
Bさんに言われると気分が悪いということがあります。
これは、自分とAさんとの間に「ラポール」が築かれているから、
気分が悪くならないのです。
ラポールが構築されていると、どんな言葉でもポジティブに聞こえます。
ラポールが築かれていないと、どんな言葉でもネガティブに聞こえます。
人間関係において、この「ラポール」が構築されているか否かで、
相手の反応は180度変わってしまうものなのです。
では、どうしたらラポールを築くことができるのでしょうか?
こちらが先に「心を開く」ことです。
自分が先に心を開くことで、相手の警戒心が解かれ
「あなたと仲良くしたい」とアピールすることで、
「返報性の原理」が働き、ラポールが築かれるのです。
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