千田琢哉名言その3187

無礼のコスト
クリスティーン・ポラス著、
『Think CIVILITY「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』
ビジネスシーンにおいて「礼節」がどれだけ重要なのかを訴えた本。
MBAで「礼節」を科学的に分析した著者が、
「無礼な人がもたらすコスト」
「礼節のある人が得られるメリット」
「無礼な人対処法」などをまとめます。
著者は、無礼な人が社会経済にどれだけコストをかけているかを数値化した結果、
アメリカ経済に与えるコストが、1年で「5000億ドル」となりました。
17の業種の800人の管理職、従業員を対象に調査を行います。
その結果、職場で無礼な態度を「取られている人」に次のような特徴がありました。
「48%の人が仕事にかける労力を意図的に減らしている」
「47%の人が仕事にかける時間を意図的に減らしている」
「80%の人が無礼な態度に気を病んでしまい、そのせいで仕事に使うべき時間を奪われている」
「78%の人が組織への忠誠心が低下した」
このように「無礼な人」が与える負のコストは、あまりにも甚大だったのです。
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